この記事は、僕が保有している債券ETF、AGGについて解説している記事です。
結論から言うと、僕がAGGに投資している理由は、米国の優良債券に、低コストで分散投資できるからです。
手堅く資産運用したい人には向いている投資商品だと思います。
記事を読むことで、AGGという投資商品について、理解を深めることができると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
- AGGとは
- AGGの魅力
- AGGのデメリット
- まとめ
AGGとは
iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF「AGG」
AGGの正式名称は、「iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF」です。
ブラックロックという、世界最大のETF運用会社が、運営しています。
AGGは米国債券市場全体に投資するETF
AGGは、ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデックスという指数に連動するETFです。
米国の投資適格債券市場全体に投資します。
これ一本で、国債、政府関連債、社債などを含む9000銘柄以上の優良債券に分散投資できます。
7割がAAA格付けの債券なので、かなり手堅い投資法ですね。
AGGの魅力
AGGは超低コスト
AGGの経費率は0.04%で、超低コストです。
運用額9.8兆円というスケールメリットにより、ここまでの低コストが実現しているんだと思います。
AGGの魅力は安定した分配金
AGGは、毎月分配金がある投資商品です。
ETFは運用益からしか分配ができないので、タコ足配当の心配もありません。
分配金利回りは2%前後です。
今後も安定的な配当が見込まれるでしょう。
AGGは株式よりも価格変動が小さい
債券への投資なので、株式に比べて価格変動が小さく、安心して運用ができます。
たとえば、リーマンショックやコロナショックで株価が大暴落しているときも、AGGの下落は限定的でした。
ポートフォリオの一部にAGGを組み込んでおけば、株価の暴落時にクッションのような役割をしてくれるでしょう。
ポートフォリオの防御力がアップし、心の安定にもつながりますね。
AGGのデメリット
とても魅力的な投資商品のAGGですが、デメリットもあります。
AGGのデメリットは、株式に比べると、トータルリターンが低いことです。
近年好調なS&P500のリターンに比べると、かなり見劣りすると思います。
また、米国の金利政策によって価額が変動することに注意が必要です。
FRBの偉い人の発言には耳を傾けましょう。
まとめ
この記事で解説したAGGの特徴は、
- 米国の優良債券に分散投資するETF
- 超低コスト
- 安定した分配金がもらえる
- 株式に比べ価格変動が小さい
- 株式に比べトータルリターンが低い
- 米国の金利政策の影響を受けて価格が変動する
AGGは、デメリットもあるのですが、低コストで優良債券に分散投資ができる、とても手堅い投資商品です。
債券に投資するなら、AGGは良い選択肢かと思います。
ほとんど金利がつかない銀行に預けておくなら、AGGで運用するというのもいいのではないでしょうか。
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